ハートフルエルズのエレクトロックな旅

レキオスの巨人が
最南端をカジると
四神の神々が宿る
一つの石を
歩み始めた
少女が握る

「彼方の便りを待つのです」

頷いた幻の獣は
夕焼けに背を向け走り出した
終わりのない物語を
白い龍が包み込み
夜が一つの朝の側で
罪の外れから笑いを失うように、底のない穴に身を投げた

光を読む鳥達は羽ばたき
狩人は額に文字を刻み
雄叫びをあげる

ルタートレリースルナ

古の扉を讃える老婆は
閉ざした目の奥に
少女の悟りを見た

【ニジノカカルトキユウシャアラワル】

ついに、伝説の時がやってきたのだ。